VS私、今回の対戦相手は布団カバー。
布団カバーVS私。
一人で布団カバーを洗うのは初めて。
正直、大丈夫なんだろうか?という気持ち。
そんな気持ちも、まとめて洗濯機にドン!
落ちろ汚れ、よみがえれ清潔。
洗濯機がゴワンゴワン言うてる間に、干し場を整える。
うちは台所の半分くらいが部屋干しゾーン。
干し台からハンガーを外して、干し台を拭いて、時を待つ。
ピーピーピー。
洗い上がる布団カバー。
しっとり冷たくて、ズシっと重くなっている。
洗濯洗剤の匂いと柔軟剤の混ざって、
これ見よがしに爽やかな香りが私を包む。
やっぱりデカイな、と思う。
私は一人で布団カバーを干せるのだろうか。
干せるか分からないのに、私は布団カバーを洗った。
洗わないと干せないし、干してみないと干せるか分からない。
レッツビギン、とにかく何かを始めよう精神。
布団カバーの角っこを探して掴んで、少しずつ広げる。
ギュッとした塊に化けている布団カバーに、
思い出して、君はデカイ布だよーと語りかける。
もちろん嘘。
死んだ魚の目で黙々と布団カバーたぐってた。
ある程度広がった布団カバーの角っこを持ち上げて、干し台に引っかける。
少しずつズリ上げて、落ちないくらいかかったら、
角っこから角っこに向かって、少しずつ持ち上げていく。
持ち上げては干し台に引っかけ、落ちないように逆側から引っぱる。
これ、普通の人ならバサっとやって、
シャッとやったら完了なんだろうな…と思いつつ、
ちょこちょこちょこちょこ布団カバーをたぐり、
持ち上げ、引っぱり、よれたところを広げ直し…。
えっちらおっちら干して、なんとか完了。
布団カバーの内側にハンガーをかけて、
乾きやすい工夫もしたから100点満点ってことにする。
本日のVS私は無事終了。
でも実はまだボックスシーツ(布団カバーよりデカイ)が、
洗われる日を丸くなって待ちわびている。
トゥービーコンティニューである。