飽きたらやめる日記

アキストゼネコの専門家

2022/05/21/土「スマホを振りながら移動することを選んだんだだん」

ここのところ体調がエキサイティング気味だったけど今日は通常。
久しぶりにピクミンのイベントをやれる。
とは言え、近所をウロウロしながらピクミン拾ったり、
フルーツを拾ったりするだけなんだけども。
それでも久しぶりの散歩というだけでテンションが上がる。

いつものスーパー、ドラッグストア、ドラッグストア、本屋さんを回る。
特に買いたい物もなかったから、本屋さんで益田ミリ先生の新刊と、
絶景図鑑みたいなよく分からない本を買った。
絶景も旅行もまったく好きじゃないけど、なんか良い感じがしたから買った。
本屋さん併設のカフェでお茶とサンドイッチを買って帰宅。
今日は穏やかで満ち足りた一日だった。

と言いたいが、もちろん嘘だ。
散歩に出る前、ふと思い立ってベランダを見たらハチの巣を作られていた。
あまりにも小さくて「もうハチは去った後なのかも」と一縷の望みを抱きつつ、
念のために写真を撮るなどしていたらハチが飛んできた。
去ってなかった。
その後、すぐには散歩に出る気になれず柔らかな陽の光を浴びながらスマホにかじりついた。
上は紫外線、下はブルーライト、これな〜んだ?
ものの数分で「たぶんアシナガバチ」「今、巣を作ってる最中」
「巣作りは1匹で行い、完成したら群れで引っ越してくる」
などの情報を得て「お値段は4500円〜」に行き着いた。
えー、高くない?あんなに小せえのに?
でも自力でヤれる? いやいやそれは無理オンザショートケーキ。
何より私は虫がダメなんだ、特に飛ぶやつは本当に恐(きょう)だ。

ハチの巣の小ささ、クモの巣の汚さがお分かりいただけるだろうか。
また、クモの巣の進行具合から私がいかにベランダを使わないかお分かりいただけると思う。
正直、まったくベランダ使わない。
何ならハチの巣あろうがなかろうが私の生活には支障がない。
けど。
ご近所さんは外干しなんだよなぁ洗濯物がさぁ。
イヤじゃん取り込んだ洗濯物にハチがいたら。
私がハチの巣を放置すると、その可能性を爆上げするわけですよ。
人にされてイヤなこと、人にしたらダメじゃないですか。
人は人の中でしか生きていけないんだし。
社会生活の中の4〜5000円の出費は当たり前のことなわけですよ。
本音は「ハチの巣を放置してご近所から怒られるのが絶対イヤ」だし、
「ハチの巣の放置きっかけで私を認識される」のはマジ最悪だから焦っている。
人としてヤバい奴が同団(おなだん。同じ団地)に住んでると思われたくない。
保身。
保身に向かって猛ダッシュ令和。
月曜日になったらまずは管理会社に相談だ。
どうせ自己負担だろうけどワンチャンなんとかしてくれるかもの気持ち、
つまりは夢見る力、いつまでも持ち続けていたいから…。

決意したものの「ベランダにハチおる」という状況が、
わりと普通にめちゃくちゃイヤで仕方がない。
ツイッターに愚痴るだけでは飽き足らず、兄に電話をした。
「たーすけてくれぇー」
兄はニキビをつぶすYouTubeを見ていたが話を聞いてくれた。
明日、来てくれるそうだ。
私はまったく知らなかったが、兄は虫殺しのプロであり、
これまでにいくつもの完パケのハチの巣を破壊してきたそうだ。
まさかのデストロイヤーが身内にいた。
明日、兄が来る。
虫殺しのシンとして。
日曜日。シン・虫殺しの幕が上がる。