飽きたらやめる日記

アキストゼネコの専門家

2022/06/21/火「話を聞いてぇ〜!!」

17時半。
今日はリハビリの日だったのだけど、
今日のリハビリはリハビリというよりカウンセリングだったと思う。
いつもリハビリ前に「今日は腰がやばいです」とか、
「今週はお尻が死にました」とか本日の不具合を報告する。
今日は「メンタルがダメです」って言った。
リハビリの先生(リハ先生)も「そんなん初めてですね!?」ってウケてた。
せめてウケてくれて良かった。

私のメンタルがダメだったのは、リハビリ前にあった車椅子の点検(調整)が原因。
今日の14時からだったのに担当者が来たのは15時過ぎ。
しかもノーマスク&手ぶらで来た。(工具箱は?)
車椅子の調整自体は5分もかからず終了。
担当者が帰った瞬間に会社に電話して、
「苦情ってどこに言えばいいんですか?」と尋ねた。
去って5秒で苦情である。
(あの時の私、上手にソファの影から飛び出せてたかな…。)

ここまでの記述だけだと、
「お前40にもなってメンタル弱すぎねぇか?」だが言い訳がある。
時間があるなら聞いてやっておくれ。
長くなるから忙しい人と眠い人は忘れておくれ。
また短い日記を読んでくれたらうれしい。

まず、さかのぼる。
17日(金)に予約の電話をした。
その時点で担当者はおかしかった。
もともと去年の初対面から不信感はあったから、
「あー、イヤだなぁ。車椅子の調整はしてほしいけどイヤだなぁ」 と思っていた。
日記にも書き残してあるので確かな記憶…。
https://mixdig.hateblo.jp/entry/2022/06/17/221700

17日(金)の日記に書くのは控えたけど、
予約の際の通話がやばすぎて内容を書き起こして保存してある。
というか、鍵アカウントでツイートしてあるので私の感情が記録されている。
どういった内容かと言えば、

◎社名は言うが個人名を名乗らない
◎私の名前を間違える
◎こちらの都合を一切聞かずに訪問日時を決める
◎私が「失礼します」と言ったら「はーい」と言って通話終了
◎酔っ払っているようなテンション
◎通話時間43秒

この担当者、本当にイヤだ。
「21日(火)が来なきゃいいのに」とすら思うほどイヤだった。
ちなみに通話時間43秒は今日確認して把握したんだけど、
業者が訪問の日時決めるのに必要なターン数こなしてるタイムではない。
おかんからの「今日晩ごはん家で食べるんか?」の電話でも、
1分を切ろうと思ったら反抗期の高校生くらいそっけない応対になると思う。

そして今日21日(火)14時。
調整してほしい車椅子は室内で使っている方だったので、
作業がしやすいように私は外用の車椅子に乗り換えて待機。
玄関でスマホいじりつつ待機。

14時15分。
担当者が来ないので会社に電話。
(担当者が運転中の可能性があるため。)
しかし私がミスって車椅子部門ではなく自動車部門にかけてしまった。
ミスったけど、そこで担当者の名前がヤマダ(仮名)だと判明。
(ヤマダとは去年に一度しか会ってないので名前を忘れていた。
予約電話の際も名乗らなかったしな…。)
とりあえず会社からヤマダに連絡してくれるとのこと。

14時半。
キノシタ(仮名)という人から着信。
てっきりヤマダからの着信だと思って不機嫌に対応してしまった。
どうやらキノシタもヤマダと同じ業務の人らしい。
「どないしました?」と尋ねられ。
事情を話すと「それやったら行きますよ」とのことで、
電話を切った私は「ヤッター!」ですよ。
金土日月と「イヤだなぁ、イヤだなぁ」と思ってたヤマダじゃなく、
なんか全然知らないけど車椅子は診てくれるキノシタが来るんだから。

15時10分。キノシタ到着。
インターホンが鳴ったので間髪入れずにドアを開ける。
なんてったって1時間以上玄関にいますからね私。
開いたドアの向こうにいたのは、ノーマスクのジジイ(手ぶら)。
ちょっと一瞬でっかい文字にするね。

あーあ!!!
キノシタもハズレかぁ〜〜!!!!!


車椅子(ステップ板の左右の高さがズレている)を見たキノシタ。
「工具あります?」
残念ながらバールのような物がないのでお前を殴れません!!!!
「ないです」
出直してほしいが今日で終わらせてくれる方が私の負担が少ない。
先延ばしにされたら私はバール(類似品含む)を買ってしまう。
キノシタは工具箱を取りに出て行った。
私はここでようやく「あいつマスクしてへんやんけ」と思い至る。
たぶん、あまりのことで脳が追いついてなかった。
(1時間待ってノーマスクかよというショックがあったのかもしれない。)
キノシタは「嘘やろ?」と言いたくなるほどフタが凹んでいる工具箱片手に戻ってきた。
「マスクは?」と尋ねたら、何かぶつぶつ言いながらまた出て行った。
無駄なターンが多い。
私がバールさえ持っていれば終わらせられるのに。
残念でならない。

車椅子の調整はすぐに済んだ。
キノシタはボルトとナットをスパナ1本で締めようとしていたが、
もうそんなことは些細なことに思えた。
(普通だったら「プロなのに!?」っつって驚くけど、
キノシタにはそんな常識は適用されない。)
(素人の私でもスパナが2本必要なことは見りゃ分かる。)
作業も終わったので気になっていたことを聞いた。
以前はヤマダが一人でこのあたりを担当していたけど、
キノシタはどのあたりを何人で担当しているのか。
あと、なぜキノシタはヤマダの携帯電話(社用)から電話してきたのか。

【キノシタの答え】
◎キノシタはこのあたりを一人で担当している
◎この携帯電話(社用)はキノシタのもの
え?
じゃあ、17日(金)に通話したのはヤマダじゃなくてキノシタ?
あ、ヤマダの名前が出てきたの車椅子部門じゃなくて自動車部門だったな。
担当者がヤマダからキノシタに変わったのに、
データが更新されてなかったんだな…。
は?
じゃあなんで14時に来んかったん????
お前が勝手に決めた日時やぞ????

と言う気持ちを出来るだけ穏やかコーティングして尋ねたところ、
「分からないです」「覚えてないです」とのことです。
最悪☆
17日(金)の電話のあのテンションは、
『酔っ払っているような』テンションじゃなくて、
『酔っ払いの』テンションだったんだろうな。
本人が認めるかは知らんけど。
ともかく、日本語が喋れるだけで話の通じない相手には何を言っても無駄。
そうしてキノシタが去って5秒で苦情、となった。

そして。
「苦情ってどこに言えばいいんですか?」から始まる15分。
応対してくれたのはウノさん。
私は最初に今日のこと(1時間遅刻、ノーマスク訪問)、
その後に17日(金)の予約電話のやばさを話した。
深夜ラジオのオープニングトークくらいの尺で話した。
ウノさんはたびたび「すみません…」と言ってくれるのだけど、
それが心苦しくて、
「いや、いいんです、本人の問題なんでウノさんはまったく関係ないですし謝ってくれなくていいんです、相槌だけで大丈夫です」
という相槌の搾取をかましてしまった。
長々と「あいつまじでやべーよ(意訳)」と話し、
ウノさんからは「キノシタの上司に報告します」と返答をもらった。
「金曜の電話は、あんまりにもあんまりだったんで内容を書き起こして保存してますんで必要だったら言ってください」
というよく分からない申し出もしてしまった。
ムカついたやり取りを書き起こすという怒り方、
あんまりメジャーじゃない気がするから言わない方が良かったかな。
電話を切ったあと、キノシタにもらった名刺の裏を見たら、
おそらく別の利用者さんの名前と住所が走り書きされていた。
(」´Д`)」Z市のミサエ〜!お互い大変やな〜!
(もちろん仮名)
ウノさんに再度電話して個人情報漏洩を追加してもらう。
キノシタほんとまぢ何なの…?

【キノシタへの苦情まとめ】
◎1時間遅刻
◎ノーマスク
◎電話で名乗らない
◎こちらの都合を聞かずに訪問日時を決める
◎その記憶を失くす(おそらく業務中に飲酒している)
◎個人情報漏洩←NEW!!

ここ2年の私はほとんど刺激なく、人と話さず暮らしている。
ゆえに知らない人と話すとそれだけでかなりハイになる。
そうなると体力とメンタルがどっと削られてしまう。
言うまでもなく今日の一連の出来事で私はマジでハイ。
苦情を言い終えた私は行き場のないハイを持てあまし、
家の中を用事もないのにぐるぐると回り、
リハ先生〜!!
早く来てぇ〜〜!!
私の話を聞いてぇぇ〜〜〜!!!

と叫ぶしかできなかった。
お隣に聞こえてたら恥(ち)すぎる。

こうして冒頭の「メンタルがダメです」に至る、というわけです。
もう本当にダメだった。
いつもはリハビリを受けると「背中が楽になった」とか、
「滞ってた体の中が巡り出した」という実感があるんですよ。
正直、今日は何も分からねぇ。
絶対に体は楽になってるんだけど、心が無茶苦茶だから…。
僕の心が僕を追い越したんだよ状態。
なんでもないや、っつってな!
でも今日のうちにリハ先生に話を聞いてもらえて本当に良かった。
キノシタが水曜日に来てたら私は1週間ウワアアアアって叫び通しだったろう。

今日の日記は、すんでのところで助けてもらったよーという記録。
しかしながら諸々が限界で力尽きそう…
モルスァ



ヤマダ、
1年経たずにやめたんだなァ…