体なかなか動かず夜中。
数年ぶりにムカデが出た。
何かの暗喩ではなく、どストレートにムカデが床を這ってた。
正直、ゴキブリの比じゃない恐怖と不快。
ムカデ(厳密にはおそらくゲジゲジ)の影響力の強さたるや。
今後しばらくは、床の影や汚れや糸くずにビビり散らかす日々だ。
玄関の片付けしたかったけど、今日はあきらめ。
もろもろの買取先のHPを確認していたところ、
箱の中身について、本の冊数やCDの枚数を書かねばならぬと知る。
しばしの絶望の後、あきらめのモーニングスターで己を殴る。
絶望などする必要はない、さっさとあきらめてザックリの数字を書け。
どうせ数なんか間違うんだ。
おおよその割合と、何があって何がないかをお伝えする。
あと、ちゃんと謝る。
申し訳ありませんって書き添える。そのための備考欄や。
李香蘭も言うてたで。嘘や。言うてへんわ。
ほんまこんな奇妙なん書かんと、お利口さんなん書きたいのに!!
ムカデショックと、数入力の絶望とで心が裂けた。
心の裂けた部分にジョイマンが入り込んできた。
ナナナナーナナナナー。
いつだって、誰にだってジョイマンは優しい。
ムカデの亡骸はゴミ箱で眠り、私はベッドで眠る。
何の夢も見ないで。